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ナコンランパン 30km/H
クンダン 30km/H
ランプン 30km/H
明記された数値は無いが閉塞方式がボールトークン方式である区間、シラアト〜チェンマイは仮に駅通過速度制限が無くとも60km/H〜70km/H以上で通過する事はトークン授受に失敗する確率が増えるので注意を要する。

 

3・2・4輸送の内容
(1)列車遅延
列車指令の業務体制は前述の通りであるが実際は列車運行のモニタリング(実ダイヤ描き)に忙殺され全列車の遅延時分及びその原因の把握が非常に困難である。
特に単線区間では些少の遅れでも対向列車に影響を与え、遅れが全域に拡大して行くので原因別遅延の把握を行い遅延防止対策の立案が可能となるような体制の構築が必要である。
表3・2−4に96年7月16目に調査した北線旅客列車の遅れを示す。
(2)事故
表3・2−5に94/95年度の事故統計を示した、前年度の北線関連の地域別件名別件数が不明であるので前年度と今年度(94/95年度)との対比が出来ないがSRT全体で見ると機関車故障件数が非常に増えて居るので列車遅延防止し列車運転の安定性向上の為老朽化対策等必要な対策を考える必要がある。同一故障が繰り返している場合は当該部分の設計不良の懸念がある。又、障害物と衝突或いは車輌(道路車輌)との衝突も増加しておるがこれらは必ずしも鉄道側の責任ではなく、一般人の規律遵守の問題も思考されるので鉄道側の踏切安全のPRも考慮すべき問題である。

 

 

 

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